- 2010/07/11
- ご来場ありがとうございました
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カテゴリタグ: 朗読会にまつわるお話
展覧会「瀧口修造の光跡Ⅱ デッサンする手」並びに朗読会は終了致しました。ご来場頂いた皆様、有り難うございました。

昨夜の読み物を以下に記します。
『瀧口修造の詩的実験1927−1937』より
LINES/花籠に充満せる人間の死/絶対への接吻/瞬間撮影
/睡魔/影の通路/妖精の距離
1938年〜1940年に書かれたものより
午前の地図/移転通知/カヒガラ/夜のあかり
/ハーバート・リスト作「魚」に寄せて
「瀧口修造の光跡」展覧会は今後も毎年続きます。来年は冬頃を予定されているそうです。お楽しみになさってくださいね。

昨夜の読み物を以下に記します。
『瀧口修造の詩的実験1927−1937』より
LINES/花籠に充満せる人間の死/絶対への接吻/瞬間撮影
/睡魔/影の通路/妖精の距離
1938年〜1940年に書かれたものより
午前の地図/移転通知/カヒガラ/夜のあかり
/ハーバート・リスト作「魚」に寄せて
「瀧口修造の光跡」展覧会は今後も毎年続きます。来年は冬頃を予定されているそうです。お楽しみになさってくださいね。
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- 2010/06/25
- 次回朗読会のお知らせ 20100710
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カテゴリタグ: 朗読会のお知らせ
※下記朗読会は終了致しました。ご来場ありがとうございました。
瀧口修造の研究家、コレクターである土渕信彦氏による「瀧口修造の光跡 2ーデッサンする手ー」に併せて朗読の会を開催することになりました。

【展覧会】瀧口修造の光跡 2 デッサンする手
【朗読会】瀧口修造の詩的実験
日 時 : 2010年7月10日(土)午後7時開場/7時30分開演
場 所 : 森岡書店
読み手 : 岡安圭子
会 費 : 500円 要予約 okayasukeiko@gmail.com
定 員 : 25名(お席に限りがあります。お早めにお申し込み下さい)
展覧会、朗読会共に、昨年に続き2回目となります。今回はドローイングと水彩画約30点に囲まれて、瀧口氏の詩を朗読します。
今年は『瀧口修造の詩的実験1927〜1937』から代表的な作品を数篇、それ以降(1938〜40年)から数篇選びました。それぞれに雰囲気のある詩を、会場の展示作品とともにお楽しみ頂ければと思います。
尚、前週3日(土)には土渕信彦氏による「瀧口修造の詩的原理」(トークショー)も開催されます。併せてお楽しみ下さい。
※要予約:森岡書店
瀧口修造の研究家、コレクターである土渕信彦氏による「瀧口修造の光跡 2ーデッサンする手ー」に併せて朗読の会を開催することになりました。

【展覧会】瀧口修造の光跡 2 デッサンする手
【朗読会】瀧口修造の詩的実験
日 時 : 2010年7月10日(土)午後7時開場/7時30分開演
場 所 : 森岡書店
読み手 : 岡安圭子
会 費 : 500円 要予約 okayasukeiko@gmail.com
定 員 : 25名(お席に限りがあります。お早めにお申し込み下さい)
展覧会、朗読会共に、昨年に続き2回目となります。今回はドローイングと水彩画約30点に囲まれて、瀧口氏の詩を朗読します。
今年は『瀧口修造の詩的実験1927〜1937』から代表的な作品を数篇、それ以降(1938〜40年)から数篇選びました。それぞれに雰囲気のある詩を、会場の展示作品とともにお楽しみ頂ければと思います。
尚、前週3日(土)には土渕信彦氏による「瀧口修造の詩的原理」(トークショー)も開催されます。併せてお楽しみ下さい。
※要予約:森岡書店
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- 2010/06/22
- 図書新聞と葉書
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カテゴリタグ: 朗読会にまつわるお話
詩人で批評家の添田馨さんが、6月26日号の図書新聞に、先月の「蝶の行方」の展示と朗読会のことを記事に書いてくださいました。添田さんは文章がとても巧くて、自分たちの記事というのを忘れてこの文章に思わず読み入ってしまいました。
同じ日の夕方、家へ帰ったら、大学時代の恩師から葉書が届いていました。「今日届いた図書新聞にあなたの朗読のことが載っていてとても嬉しく思いました・・・」
長らくお世話になっている先生の目に留まったことが私も嬉しく、そしてなんだか無性に胸が熱くなりました。なんでしょう、こう・・・・
もっとがんばろうっ、もっとっ!!と奮い立ちました。
恩師は以前日記にも書いた宇波彰先生です。旅がお好きで、葉書の最後にはやっぱり「明日から中国へ行きます」とありました。
同じ日の夕方、家へ帰ったら、大学時代の恩師から葉書が届いていました。「今日届いた図書新聞にあなたの朗読のことが載っていてとても嬉しく思いました・・・」
長らくお世話になっている先生の目に留まったことが私も嬉しく、そしてなんだか無性に胸が熱くなりました。なんでしょう、こう・・・・
もっとがんばろうっ、もっとっ!!と奮い立ちました。
恩師は以前日記にも書いた宇波彰先生です。旅がお好きで、葉書の最後にはやっぱり「明日から中国へ行きます」とありました。
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- 2010/06/14
- 「朗読の流れる時間」の作り方 その3
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カテゴリタグ: 朗読会にまつわるお話
今回、「朗読の流れる時間」をする事が決まり、皆様に告知をしてしまった後まで、足立さんは私の朗読を聴いた事がありませんでした。

足立さんは大ざっぱな人ではありません。思慮深く、繊細な作品を作られ、細かい配慮をされる方で、おそらく通常そんな冒険はしないであろうと思われるのですが、一、二度会っただけの私に預けてくださいました。
思慮深く、細かい配慮をされる一方で、どこかご自身の「勘」あるいは感性の部分を強く信じてらっしゃっているのだろうと思われます。「絵が浮かぶ」という言い方をよく耳にしますが、本当に脳裏に「絵が浮かぶ」人を、私は数える程しか知りません。
昨夜、とある星占いで私の星座蟹座が1位でした。普段占いについては半信半疑な私も、「この占いを信じて明日がんばります」と足立さんにメールしましたら、足立さんも星占いを探り、そちらではなぜかご自身の星座の獅子座が1位だったそうです。
1位と1位。6月13日は二人合わさって最強の一日でした。
「ワルツ」へご来場いただいた皆様、暑い中、ほんとうにありがとうございました。電車は止まり、日差しは強く、道中迷われた皆様にはご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。でもお越し頂いた皆様がようやくたどり着いたこの場所にとても満足されていたことを、大変うれしく思いました。また、貴重な機会をくださった足立さん、ポラリスの十倉さん、ありがとうございました。
足立さんは大ざっぱな人ではありません。思慮深く、繊細な作品を作られ、細かい配慮をされる方で、おそらく通常そんな冒険はしないであろうと思われるのですが、一、二度会っただけの私に預けてくださいました。
思慮深く、細かい配慮をされる一方で、どこかご自身の「勘」あるいは感性の部分を強く信じてらっしゃっているのだろうと思われます。「絵が浮かぶ」という言い方をよく耳にしますが、本当に脳裏に「絵が浮かぶ」人を、私は数える程しか知りません。
昨夜、とある星占いで私の星座蟹座が1位でした。普段占いについては半信半疑な私も、「この占いを信じて明日がんばります」と足立さんにメールしましたら、足立さんも星占いを探り、そちらではなぜかご自身の星座の獅子座が1位だったそうです。
1位と1位。6月13日は二人合わさって最強の一日でした。
「ワルツ」へご来場いただいた皆様、暑い中、ほんとうにありがとうございました。電車は止まり、日差しは強く、道中迷われた皆様にはご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。でもお越し頂いた皆様がようやくたどり着いたこの場所にとても満足されていたことを、大変うれしく思いました。また、貴重な機会をくださった足立さん、ポラリスの十倉さん、ありがとうございました。
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- 2010/06/12
- 「朗読の流れる時間」の作り方 その2
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カテゴリタグ: 朗読会にまつわるお話
足立さんとは、以前ご本人が展示をされている会場にて知り合いました。そのときの展示風景を見て、「例えば、何を朗読されますか?」と問はれ、その作品が植物をモチーフにされていたことから何気なく「植物図鑑とか・・・」と答えたのを気に入ってくださり、今回はそのままいくことになりました。

足立さんの作品は、和紙に植物をデジタルプリントし、それを臘でコーティングしたものを折り本の状態に(ご自身で)製本されています。また、植物の種子をそのまま「押し花」のように紙片に閉じ込めたものもあります。今回は実際に使用されている植物、閉じ込められた種子についての説明を読もうと思います。種子の状態で閉じ込められたものは咲く事がありませんので、図鑑の説明の中でその咲く姿や果実の様子を想像していただくことになります。
いよいよ明日です。暑くなりますので、道中くれぐれも熱中症にはお気をつけください。

足立さんの作品は、和紙に植物をデジタルプリントし、それを臘でコーティングしたものを折り本の状態に(ご自身で)製本されています。また、植物の種子をそのまま「押し花」のように紙片に閉じ込めたものもあります。今回は実際に使用されている植物、閉じ込められた種子についての説明を読もうと思います。種子の状態で閉じ込められたものは咲く事がありませんので、図鑑の説明の中でその咲く姿や果実の様子を想像していただくことになります。
いよいよ明日です。暑くなりますので、道中くれぐれも熱中症にはお気をつけください。
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- 2010/06/11
- 「朗読の流れる時間」の作り方 その1
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カテゴリタグ: 本の話 朗読会にまつわるお話
「牧野」の名前が入った植物図鑑は大きく分けて2つあります。一つが牧野富太郎本人の文章による『牧野日本植物図鑑』、もう一つがそれをお弟子さんたちの手により増補・改訂した『牧野新日本植物図鑑』です。

改訂後の『新日本〜』の序文で、「牧野先生の記載はまことによくできている。しかしさすがの先生の名文も戦後の教育を受けた若い人達には難解であるとの声をきくようになった。その上、図鑑はそれ自身の目的として教育面も広い事を考えると・・・」うんぬんとあり、図鑑という目的から平仮名の多い平易な文章に書き換えられた事がわかります。
今回「朗読の流れる時間」で読むのは元の難解な方、『牧野日本植物図鑑』になります。文久2年生まれの牧野の文章を朗読できる形に翻訳するのはかなり骨の折れる仕事ですが、それでも漸くそれを解読し、独特の古い言い回しやリズムに慣れ親しんできたとき、あの場所、足立さんの作品があるポラリスにとてもふさわしいように思いました。
続きます。

改訂後の『新日本〜』の序文で、「牧野先生の記載はまことによくできている。しかしさすがの先生の名文も戦後の教育を受けた若い人達には難解であるとの声をきくようになった。その上、図鑑はそれ自身の目的として教育面も広い事を考えると・・・」うんぬんとあり、図鑑という目的から平仮名の多い平易な文章に書き換えられた事がわかります。
今回「朗読の流れる時間」で読むのは元の難解な方、『牧野日本植物図鑑』になります。文久2年生まれの牧野の文章を朗読できる形に翻訳するのはかなり骨の折れる仕事ですが、それでも漸くそれを解読し、独特の古い言い回しやリズムに慣れ親しんできたとき、あの場所、足立さんの作品があるポラリスにとてもふさわしいように思いました。
続きます。
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- 2010/06/06
- ギャラリーの地図
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カテゴリタグ: 朗読会にまつわるお話
6月13日(日)に朗読の流れる時間を行う会場は、駅から少し遠く、また都心と違い大きな目印もないので少々わかりにくいかと思います。
先にお配りしましたDMの地図よりも詳細なものが以下にあります。お手数ですが、プリントアウトしてお持ち下さい。
ポラリス☆ジ・アートステージ 地図
また、予約は必要ないのですが、お越し頂ける場合は事前にご連絡をいただけますとご案内しやすく嬉しいです。

当日、このヒトは家で留守番です。紙を食べてしまうので・・・・。
先にお配りしましたDMの地図よりも詳細なものが以下にあります。お手数ですが、プリントアウトしてお持ち下さい。
ポラリス☆ジ・アートステージ 地図
また、予約は必要ないのですが、お越し頂ける場合は事前にご連絡をいただけますとご案内しやすく嬉しいです。

当日、このヒトは家で留守番です。紙を食べてしまうので・・・・。
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- 2010/05/31
- 6月13日(日)のこと
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カテゴリタグ: 朗読会にまつわるお話
『朗読の流れる時間』は、いわゆる朗読「会」ではありません。

午後2時ー6時まで私が本を片手に、お客様のご来場や、日の光の入り具合や、雨の音に合わせて、あるいは誰もいなくとも、その時々に応じて「ワルツ」に関連した読み物を朗読します。
ひとつはゲーテの『ヴィルヘルムマイスターの遍歴時代』という小説の一節です。会場で足立さんから直接お話していただけることと思いますが、作品のモチーフとなった部分を朗読致します。
もう一つは牧野富太郎の『牧野日本植物図鑑』から、植物の説明についての文章です。今回の作品に使われた(本に綴じられた)植物について、朗読致します。
これらの個々の文章を、時計の文字盤の位置に見立てて組み立てました。あまり詳しくは申せませんが、足立さんの作品や、このポラリスという会場と深く深く関わっています。もしかするとこの組み立てたものは、足立さんと私しか把握しないかもしれません。でも、それでも「彼女」は太陽の周りを回るのです。

午後2時ー6時まで私が本を片手に、お客様のご来場や、日の光の入り具合や、雨の音に合わせて、あるいは誰もいなくとも、その時々に応じて「ワルツ」に関連した読み物を朗読します。
ひとつはゲーテの『ヴィルヘルムマイスターの遍歴時代』という小説の一節です。会場で足立さんから直接お話していただけることと思いますが、作品のモチーフとなった部分を朗読致します。
もう一つは牧野富太郎の『牧野日本植物図鑑』から、植物の説明についての文章です。今回の作品に使われた(本に綴じられた)植物について、朗読致します。
これらの個々の文章を、時計の文字盤の位置に見立てて組み立てました。あまり詳しくは申せませんが、足立さんの作品や、このポラリスという会場と深く深く関わっています。もしかするとこの組み立てたものは、足立さんと私しか把握しないかもしれません。でも、それでも「彼女」は太陽の周りを回るのです。
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- 2010/05/28
- 次回朗読会のお知らせ 20100613
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カテゴリタグ: 朗読会のお知らせ
※下記朗読会は終了致しました。ご来場ありがとうございました。
本日、「朗読の流れる時間」のご案内をお送りさせていただきました。
日 時 : 2010年6月13日(日)午後2時〜6時
会 場 : ポラリス☆ジ・アートステージ at 北鎌倉
備 考 : 会場までの地図(※必須)

清浄な空気と緑に囲まれ、自然林の中にひっそりと建つポラリス☆ジ・アートステージ。こちらで只今、足立涼子さんの個展「ワルツ」が開催されています。
静謐な空間に佇む、足立さんの凛とした「アーティストブック」の数々。植物をモチーフとしたこれらの作品に併せて、今回私は牧野富太郎の植物図鑑を朗読させていただきます。
いつものような朗読「会」ではなく、お客様のご来場や光の差し込み具合、温度の変化などに併せて緩やかな朗読が始まります。予約等も必要ありません。上記お日にちのお好きな時間にお越し下さいませ。
※駅から会場までは、坂道や石段を昇ったり、林をくぐり抜けたりします。軽装でお越し下さいませ(スニーカーをお薦めします)。
※予約は要りませんが、事前にご来場予定をお知らせいただけましたらうれしいです。
本日、「朗読の流れる時間」のご案内をお送りさせていただきました。
日 時 : 2010年6月13日(日)午後2時〜6時
会 場 : ポラリス☆ジ・アートステージ at 北鎌倉
備 考 : 会場までの地図(※必須)

清浄な空気と緑に囲まれ、自然林の中にひっそりと建つポラリス☆ジ・アートステージ。こちらで只今、足立涼子さんの個展「ワルツ」が開催されています。
静謐な空間に佇む、足立さんの凛とした「アーティストブック」の数々。植物をモチーフとしたこれらの作品に併せて、今回私は牧野富太郎の植物図鑑を朗読させていただきます。
いつものような朗読「会」ではなく、お客様のご来場や光の差し込み具合、温度の変化などに併せて緩やかな朗読が始まります。予約等も必要ありません。上記お日にちのお好きな時間にお越し下さいませ。
※駅から会場までは、坂道や石段を昇ったり、林をくぐり抜けたりします。軽装でお越し下さいませ(スニーカーをお薦めします)。
※予約は要りませんが、事前にご来場予定をお知らせいただけましたらうれしいです。
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- 2010/05/26
- 光を操る人のはなし
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カテゴリタグ: 朗読会にまつわるお話
今回、「蝶の行方」と「言葉の反映Vol.16」に照明として参加して下さった高橋典子さんは不思議な魅力のある方です。

さなぎのオブジェ(上の写真)が朗読中に明滅する演出をしてくださったのですが、初演の日に全体の照明が明るい為にその明滅が目立たず、終わってから「明滅、思うようにできましたか?」と聞きましたら、「わかんないぐらいがちょうどよいかなって思いながら明滅させてました」っておっしゃっていました。
少し灯りを落とした最終日にお客さんに明滅の事を聞きましたら「ちゃんと見えてました」っておっしゃっていただいたのですが、もともと上から光が当たっている朗読者側からはわからず、「明滅が見られず心残りです」ってお伝えしましたら、「そうですね、ビデオにも写ってませんでした。でももともと光は消えものなので、それでよかったのかなと思います」って返ってきました。
「儚い」とは、言うは易しでこれほど難しい表現はないように思います。誰にも気付かれないかもしれない、でも確かに存在しているほのかな光を易々と、柔軟に操っている姿はとても大きな存在感がありました。

さなぎのオブジェ(上の写真)が朗読中に明滅する演出をしてくださったのですが、初演の日に全体の照明が明るい為にその明滅が目立たず、終わってから「明滅、思うようにできましたか?」と聞きましたら、「わかんないぐらいがちょうどよいかなって思いながら明滅させてました」っておっしゃっていました。
少し灯りを落とした最終日にお客さんに明滅の事を聞きましたら「ちゃんと見えてました」っておっしゃっていただいたのですが、もともと上から光が当たっている朗読者側からはわからず、「明滅が見られず心残りです」ってお伝えしましたら、「そうですね、ビデオにも写ってませんでした。でももともと光は消えものなので、それでよかったのかなと思います」って返ってきました。
「儚い」とは、言うは易しでこれほど難しい表現はないように思います。誰にも気付かれないかもしれない、でも確かに存在しているほのかな光を易々と、柔軟に操っている姿はとても大きな存在感がありました。
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- 2010/05/23
- ご来場有り難うございました
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カテゴリタグ: 朗読会にまつわるお話
柏木麻里展「蝶の行方」と、朗読会「言葉の反映Vol.16/17」が終了致しました。ご来場頂いた皆様、御気遣い頂いた皆様有り難うございました。

柏木さんの一つ一つ丁寧な仕事の進め方や一人一人のお客様への対応の細やかさなどを間近で拝見し、とても勉強になりました。また、柏木さんを取り囲むやさしい人々とのご縁をたくさんいただいたのですが、ご紹介していただく折に「岡安さんはあーでこーで」といつもいつもお褒め頂き(それは現実の私をはるかに超えた素晴らしい「岡安さん」で)、毎回その気遣いとやさしさに感激しきりでした。かと思えば、リハーサル中などに「飛んでください」って言ったら無邪気にぴょんぴょん飛んでくださいますし、「詩を書いてください」って言ったらうんうん唸って素敵な詩を書いて来てくださいますし、明晰さと素直さが共存したとても魅力的な「詩人」だと思いました。楽しかったこの期間と、お裾分けいただいたご縁の数々に感謝の気持でいっぱいです。
朗読会後にお客様を御見送りした後、残った皆でぺりぺりと壁の文字を剥がしていきました。剥がされた文字はゴミとなり跡形もなく消えてゆき、私たちの心に刻まれたものだけが記録となって残りました。
秋へ、つづく。

柏木さんの一つ一つ丁寧な仕事の進め方や一人一人のお客様への対応の細やかさなどを間近で拝見し、とても勉強になりました。また、柏木さんを取り囲むやさしい人々とのご縁をたくさんいただいたのですが、ご紹介していただく折に「岡安さんはあーでこーで」といつもいつもお褒め頂き(それは現実の私をはるかに超えた素晴らしい「岡安さん」で)、毎回その気遣いとやさしさに感激しきりでした。かと思えば、リハーサル中などに「飛んでください」って言ったら無邪気にぴょんぴょん飛んでくださいますし、「詩を書いてください」って言ったらうんうん唸って素敵な詩を書いて来てくださいますし、明晰さと素直さが共存したとても魅力的な「詩人」だと思いました。楽しかったこの期間と、お裾分けいただいたご縁の数々に感謝の気持でいっぱいです。
朗読会後にお客様を御見送りした後、残った皆でぺりぺりと壁の文字を剥がしていきました。剥がされた文字はゴミとなり跡形もなく消えてゆき、私たちの心に刻まれたものだけが記録となって残りました。
秋へ、つづく。
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- 2010/05/22
- 「蝶の行方」最終日
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カテゴリタグ: 朗読会にまつわるお話
いよいよ本日、柏木麻里展「蝶の行方」の最終日となりました。

壁に貼られた詩の言葉の数々。あまり他で見られないこの不思議なインスタレーションは今日限りです。朗読会の方は残念ながら満員となってしまいましたが、展示はぎりぎりまでご覧いただけます。どうぞ足をお運び下さいませ。
写真は、会場となる森岡書店の窓から展示を覗き込み、満足げに帰っていったカモメたちです。

壁に貼られた詩の言葉の数々。あまり他で見られないこの不思議なインスタレーションは今日限りです。朗読会の方は残念ながら満員となってしまいましたが、展示はぎりぎりまでご覧いただけます。どうぞ足をお運び下さいませ。
写真は、会場となる森岡書店の窓から展示を覗き込み、満足げに帰っていったカモメたちです。
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- 2010/05/19
- 世間は狭い、ということ
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カテゴリタグ: 朗読会にまつわるお話
先週土曜の深夜にリハーサルを終え、頭も体もぼうっとしたまま翌日曜を過ごしました。飼い主の朗読に聴き飽きた犬は、日なたで家人と元気に遊んでいます。

「世間は狭い」とよく言いますが、朗読家となってからは人と人との意外な繋がりに日々驚き、ますますそれを実感しています。以前そんな話を柏木さんとしていましたら、「日本人は100人しかいないから」とおっしゃっていました。あの人もこの人も、繋がっているのは不思議ではないの、だって日本人は100人しかいないから・・・。「日本人100人」説、言い得て妙。
いよいよ今夜は朗読会です。本日分、まだ若干名ながらお席があります。柏木さんによる幻想的な詩の世界「蝶の行方」と、人との出会いがお待ちしています。お仕事帰りに「甘美な夜」(!?)を味わいに、どうぞお立ち寄り下さいませ。
※上記朗読会は終了致しました。ご来場ありがとうございました。

「世間は狭い」とよく言いますが、朗読家となってからは人と人との意外な繋がりに日々驚き、ますますそれを実感しています。以前そんな話を柏木さんとしていましたら、「日本人は100人しかいないから」とおっしゃっていました。あの人もこの人も、繋がっているのは不思議ではないの、だって日本人は100人しかいないから・・・。「日本人100人」説、言い得て妙。
いよいよ今夜は朗読会です。本日分、まだ若干名ながらお席があります。柏木さんによる幻想的な詩の世界「蝶の行方」と、人との出会いがお待ちしています。お仕事帰りに「甘美な夜」(!?)を味わいに、どうぞお立ち寄り下さいませ。
※上記朗読会は終了致しました。ご来場ありがとうございました。
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- 2010/05/13
- 「蝶の行方」DMの行方
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カテゴリタグ: 朗読会にまつわるお話
朗読会のご案内を載せていただいている、展覧会「蝶の行方」のDMを、こちらのお店へ置いていただきました。

茅場町 MAREBITO 店主:古村さん
→朗読会を行う森岡書店から徒歩5分、エレベーターのないビルの5階にありますレンタルスペースです。演劇、ダンス、天然酵母のパンの販売など、様々なイベントを催されています。
銀座 銀六珈琲『時・・』(じてんてん、と読みます) 店主:岩崎さん
→銀座6丁目にある、2009年創業の喫茶店です。美味しい珈琲とマスターとの楽しいおしゃべりでいつも時間を忘れてしまいますが、店内にここかしこと置かれているアンティーク時計は全て異なる時刻を示している為、役立ちません。
どちらもとても素敵な空間です。お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さいませ(営業時間は各HPでご確認下さい)。

茅場町 MAREBITO 店主:古村さん
→朗読会を行う森岡書店から徒歩5分、エレベーターのないビルの5階にありますレンタルスペースです。演劇、ダンス、天然酵母のパンの販売など、様々なイベントを催されています。
銀座 銀六珈琲『時・・』(じてんてん、と読みます) 店主:岩崎さん
→銀座6丁目にある、2009年創業の喫茶店です。美味しい珈琲とマスターとの楽しいおしゃべりでいつも時間を忘れてしまいますが、店内にここかしこと置かれているアンティーク時計は全て異なる時刻を示している為、役立ちません。
どちらもとても素敵な空間です。お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さいませ(営業時間は各HPでご確認下さい)。
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- 2010/05/10
- 言葉の反映Vol.16 追加公演のお知らせ
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カテゴリタグ: 朗読会のお知らせ
※下記朗読会は終了致しました。ご来場ありがとうございました。
先にご案内致しました朗読会「言葉の反映vol.16 ー蝶の行方ー」ですが、22日の会がお陰さまで満員となり、追加公演が決定致しました。
【言葉の反映vol.16 ー蝶の行方ー】朗読会
日 時 : 2010年5月19日(水)
午後7時開場/7時30分開演
場 所 : 森岡書店
読み手 : 柏木麻里 / 岡安圭子
会 費 : 800円
要予約 : okayasukeiko@gmail.com
【蝶の行方】詩のインスタレーション
※イベント詳細はコチラ
本日より展示「蝶の行方」が始まりました。蝶をモチーフとした詩の言葉が、淡い白色の壁に浮遊しているようで、またそれらが何かをささやいているようで、そして温度を発しているようで、とても特別で不思議な空間でした。展示は今日から2週間です。お時間ございましたら是非お立ち寄りくださいませ。
先にご案内致しました朗読会「言葉の反映vol.16 ー蝶の行方ー」ですが、22日の会がお陰さまで満員となり、追加公演が決定致しました。
【言葉の反映vol.16 ー蝶の行方ー】朗読会日 時 : 2010年5月19日(水)
午後7時開場/7時30分開演
場 所 : 森岡書店
読み手 : 柏木麻里 / 岡安圭子
会 費 : 800円
要予約 : okayasukeiko@gmail.com
【蝶の行方】詩のインスタレーション
※イベント詳細はコチラ
本日より展示「蝶の行方」が始まりました。蝶をモチーフとした詩の言葉が、淡い白色の壁に浮遊しているようで、またそれらが何かをささやいているようで、そして温度を発しているようで、とても特別で不思議な空間でした。展示は今日から2週間です。お時間ございましたら是非お立ち寄りくださいませ。
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- 2010/05/02
- 台本をつくる
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カテゴリタグ: 朗読会にまつわるお話
朗読会が、いよいよ今月となりました。

朗読会の台本は、いつもテキストをコピーしたものをノートにぺたぺた貼り、調べた言葉や読み方の強弱などをたくさんメモし、時には絵も描いたりしたものを用意します。それを朗読会当日まで持ち歩き、「行間」がどのくらい空いているかとか、詩だったら詩の順番、物語だったら次の展開、ひいてはどのページにどのメモがあって・・など、そのノート全体の「絵柄」が頭に浮かぶまで眺め暮らします。何度か読むとどうしても文章を覚えてしまう事もありますが、そんなときはしばらくノートを閉じて忘れるように勤めます。「朗読」は、暗記の発表会ではないと考えています。
そうしてこれほど大事にしておきながら、朗読会が終わるとそのノートは一切開きません。「この作家のときに何を読んだの?」と聞かれて、タイトルがすぐに浮かばないこともしばしばあります。女心と秋の空・・ではないですが、今はそれでいいのだと考えています。

朗読会の台本は、いつもテキストをコピーしたものをノートにぺたぺた貼り、調べた言葉や読み方の強弱などをたくさんメモし、時には絵も描いたりしたものを用意します。それを朗読会当日まで持ち歩き、「行間」がどのくらい空いているかとか、詩だったら詩の順番、物語だったら次の展開、ひいてはどのページにどのメモがあって・・など、そのノート全体の「絵柄」が頭に浮かぶまで眺め暮らします。何度か読むとどうしても文章を覚えてしまう事もありますが、そんなときはしばらくノートを閉じて忘れるように勤めます。「朗読」は、暗記の発表会ではないと考えています。
そうしてこれほど大事にしておきながら、朗読会が終わるとそのノートは一切開きません。「この作家のときに何を読んだの?」と聞かれて、タイトルがすぐに浮かばないこともしばしばあります。女心と秋の空・・ではないですが、今はそれでいいのだと考えています。
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- 2010/04/29
- 朗読の流れる時間
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カテゴリタグ: 朗読会にまつわるお話
※下記朗読会は終了致しました。ご来場ありがとうございました。
5月8日(土)〜6月20日(日)まで、鎌倉市のポラリス☆ジ・アートステージにて、アートブックを制作されている足立涼子さんの個展「ワルツ」が開催されます。
その会期中の6月13日(日)午後2時〜6時に、私が会場で「朗読の流れる時間」と題しましたパフォーマンスをさせて頂きます。

足立さんは植物をモチーフとしたとても美しいアーティストブックを制作されていて、朗読の題材も植物に関するものとなります。
「朗読の流れる時間」の詳細はいずれ改めてお知らせ致します。新緑が最も潤うこの時期に、展覧会とあわせてお楽しみ下さい。
※「ワルツ」展のDMをご希望の方は、以下のメールアドレス宛にお送り先(ご住所)をお知らせください。 okayasukeiko@gmail.com
5月8日(土)〜6月20日(日)まで、鎌倉市のポラリス☆ジ・アートステージにて、アートブックを制作されている足立涼子さんの個展「ワルツ」が開催されます。
その会期中の6月13日(日)午後2時〜6時に、私が会場で「朗読の流れる時間」と題しましたパフォーマンスをさせて頂きます。

足立さんは植物をモチーフとしたとても美しいアーティストブックを制作されていて、朗読の題材も植物に関するものとなります。
「朗読の流れる時間」の詳細はいずれ改めてお知らせ致します。新緑が最も潤うこの時期に、展覧会とあわせてお楽しみ下さい。
※「ワルツ」展のDMをご希望の方は、以下のメールアドレス宛にお送り先(ご住所)をお知らせください。 okayasukeiko@gmail.com
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- 2010/04/21
- 朗読会にまつわるお知らせ
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カテゴリタグ: 朗読会にまつわるお話
<お知らせその1>
5月8日(土)午前8時半〜、FM世田谷83.4MHz(ラジオ)の『朝のビタミン みみごはん』という番組に出演します。朗読家になったきっかけをお話ししたり、5月の朗読会のお知らせをさせて頂いたりしています。お近くにお住まいの方で、早起きして頂けましたら是非ご高聴下さい。
<お知らせその2>
柏木麻里さんによる『蝶の行方』インスタレーションのDMをご希望の方は、以下のメールアドレス宛にお送り先(ご住所)をお知らせください。月末〜5月初旬にかけて御送りさせて頂きます。
メールアドレス:okayasukeiko@gmail.com

この4月は、40数年ぶりの遅い雪が降ったり、連日10度以下の気温が続いたりして、凍えるような寒さが印象深い春となりました。
5月8日(土)午前8時半〜、FM世田谷83.4MHz(ラジオ)の『朝のビタミン みみごはん』という番組に出演します。朗読家になったきっかけをお話ししたり、5月の朗読会のお知らせをさせて頂いたりしています。お近くにお住まいの方で、早起きして頂けましたら是非ご高聴下さい。
<お知らせその2>
柏木麻里さんによる『蝶の行方』インスタレーションのDMをご希望の方は、以下のメールアドレス宛にお送り先(ご住所)をお知らせください。月末〜5月初旬にかけて御送りさせて頂きます。
メールアドレス:okayasukeiko@gmail.com

この4月は、40数年ぶりの遅い雪が降ったり、連日10度以下の気温が続いたりして、凍えるような寒さが印象深い春となりました。
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- 2010/04/07
- 次回朗読会のお知らせ 20100522
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カテゴリタグ: 朗読会のお知らせ
※下記朗読会は定員に達しました為、ご予約を締め切りました。
詩人柏木麻里さんによる詩のインスタレーション「蝶の行方」のクロージングイベントとして、詩人と朗読家が朗読の会を開催することになりました。
【言葉の反映vol.16 ー蝶の行方ー】朗読会
日 時 : 2010年5月22日(土)
午後7時開場/7時30分開演
場 所 : 森岡書店 (地図)
読み手 : 柏木麻里 / 岡安圭子
会 費 : 800円
要予約 :okayasukeiko@gmail.com
※受付は終了しました。
【蝶の行方】詩のインスタレーション
※イベント詳細はコチラ
これまでに綴られた「蝶の行方」シリーズから数篇の詩を私が読み、上記展示期間中に新たに綴られた数篇を柏木さんが読まれます。
二人で読む、というのはとても楽しいものです。合唱ではないですが、声を揃える気持よさもありますし、アドリブで掛け合いのようなこともやってみたいなぁと思っています。
夏目前のこの時期に、飛び去って行く蝶の行方を追ってみたいと思います。お時間ございましたら是非お立ち寄り下さいませ。
詩人柏木麻里さんによる詩のインスタレーション「蝶の行方」のクロージングイベントとして、詩人と朗読家が朗読の会を開催することになりました。
【言葉の反映vol.16 ー蝶の行方ー】朗読会日 時 : 2010年5月22日(土)
午後7時開場/7時30分開演
場 所 : 森岡書店 (地図)
読み手 : 柏木麻里 / 岡安圭子
会 費 : 800円
要予約 :
※受付は終了しました。
【蝶の行方】詩のインスタレーション
※イベント詳細はコチラ
これまでに綴られた「蝶の行方」シリーズから数篇の詩を私が読み、上記展示期間中に新たに綴られた数篇を柏木さんが読まれます。
二人で読む、というのはとても楽しいものです。合唱ではないですが、声を揃える気持よさもありますし、アドリブで掛け合いのようなこともやってみたいなぁと思っています。
夏目前のこの時期に、飛び去って行く蝶の行方を追ってみたいと思います。お時間ございましたら是非お立ち寄り下さいませ。
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柏木麻里 ※前回からの続きです。

『蜜の根のひびくかぎりに』より以前に出版された、『音楽、日の』からも幾つか朗読をすることにしました。その中に「木への恋」という詩があって、詩の目線が自分の年齢に近しい気がしたこと、「”木”への恋」はまたその字の形が似ている「”本”への恋」と読み替えることも出来るなぁと思ったこと、そして何よりこの詩が大好きなことから、力を抜いて自然体で読むことが出来たように思えます(自然体を意識してそうすることはとても難しいので、これはとても貴重なことだと思います)。
朗読会では『音楽、日の』の後に『蜜の根の・・・』という順番で読んだのですが、『蜜の根の・・・』は前述した通りとても間が多く、朗読としては大変難しいものでした。でも、なぜだかこの日は気持に余裕をもって「たっぷり間をとる」ことが出来、私は沈黙の間をすら楽しむことが出来ました。まるで、大きな長いところてんの塊が目の前にあって、声を発するところも沈黙する間も、その通りに穴があいていて、そこを自分の体が玉突きの棒のようにとぅるんとぅるんとくぐり抜けているように感じました。
これは自分の中で「ところてん現象」と呼んでいるのですが、そのときの気持よさは今でも忘れられず、改めて朗読にはまった瞬間でもありました。

『蜜の根のひびくかぎりに』より以前に出版された、『音楽、日の』からも幾つか朗読をすることにしました。その中に「木への恋」という詩があって、詩の目線が自分の年齢に近しい気がしたこと、「”木”への恋」はまたその字の形が似ている「”本”への恋」と読み替えることも出来るなぁと思ったこと、そして何よりこの詩が大好きなことから、力を抜いて自然体で読むことが出来たように思えます(自然体を意識してそうすることはとても難しいので、これはとても貴重なことだと思います)。
朗読会では『音楽、日の』の後に『蜜の根の・・・』という順番で読んだのですが、『蜜の根の・・・』は前述した通りとても間が多く、朗読としては大変難しいものでした。でも、なぜだかこの日は気持に余裕をもって「たっぷり間をとる」ことが出来、私は沈黙の間をすら楽しむことが出来ました。まるで、大きな長いところてんの塊が目の前にあって、声を発するところも沈黙する間も、その通りに穴があいていて、そこを自分の体が玉突きの棒のようにとぅるんとぅるんとくぐり抜けているように感じました。
これは自分の中で「ところてん現象」と呼んでいるのですが、そのときの気持よさは今でも忘れられず、改めて朗読にはまった瞬間でもありました。
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柏木麻里

2008年12月、美術家の斎藤周さんの展覧会にて、朗読会のご依頼をいただきました。斎藤さんの絵画作品は女性のパーツがモチーフになっていて、過去の幾つかの展示風景の写真を拝見するに、それらが壁を縦横無尽に配置され、まるで空間に浮遊しているように感じられました。そこで、以前から面識のあった詩人の柏木麻里さんの詩、『蜜の根のひびくかぎりに』を読ませていただくことにしました。
柏木さんの詩集を捲ると、詩の言葉が一頁に一行二行、あるいはひとことふたことだけそっと置かれていて、それらの(とても少ない)言葉の音々が女性らしい力を伴って、奥の方からうわんうわんと響いてくるように感じました。そしてまた斎藤さんの作品と同じく、頁という白い壁を言葉が浮遊しているように思えてなりませんでした。
いつも朗読会の読み物を決めるときは、「本探しの旅」と称してとても悩ましい日々が続くのですが、このときは、妙にストンと腑に落ちた感じがしたものです。・・・次回へ続く。

2008年12月、美術家の斎藤周さんの展覧会にて、朗読会のご依頼をいただきました。斎藤さんの絵画作品は女性のパーツがモチーフになっていて、過去の幾つかの展示風景の写真を拝見するに、それらが壁を縦横無尽に配置され、まるで空間に浮遊しているように感じられました。そこで、以前から面識のあった詩人の柏木麻里さんの詩、『蜜の根のひびくかぎりに』を読ませていただくことにしました。
柏木さんの詩集を捲ると、詩の言葉が一頁に一行二行、あるいはひとことふたことだけそっと置かれていて、それらの(とても少ない)言葉の音々が女性らしい力を伴って、奥の方からうわんうわんと響いてくるように感じました。そしてまた斎藤さんの作品と同じく、頁という白い壁を言葉が浮遊しているように思えてなりませんでした。
いつも朗読会の読み物を決めるときは、「本探しの旅」と称してとても悩ましい日々が続くのですが、このときは、妙にストンと腑に落ちた感じがしたものです。・・・次回へ続く。
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- 2010/03/06
- 東京マラソン
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カテゴリタグ: Others
もう先週の事になりますが、待望の東京マラソンは雨で始まりました。

ランナーである家人曰く「犬飼いランナーは犬の応援が一番癒される」のだそうで、我が家も飼い犬を連れて応援へ行きました。
走る方も、見る方も、ぶるぶる震えるほど寒い朝。ゴール目指して苦しそうに走る姿を見ながら、ふと、夢とか目標とかいうのは鬼のようなものだなぁということを思いました。そもそも「夢を持つ」という能動的な言い方が間違っていて、幸せに暮らしていた人間の前にある日突然鬼がやってきて、首根っこを掴まれて鬼の島に連れられて行く。そしてそこから否応無しに鬼の島での苦行の日々が始まって行くのです。夢なんて、きっとそんなもの。
正午過ぎにはようやく雲が晴れ、ぽかぽかと暖かい春の日差しが降り注ぎました。ランナーたちの表情も和らぎ、ゴールのお台場を目指して駆けていきました。

ランナーである家人曰く「犬飼いランナーは犬の応援が一番癒される」のだそうで、我が家も飼い犬を連れて応援へ行きました。
走る方も、見る方も、ぶるぶる震えるほど寒い朝。ゴール目指して苦しそうに走る姿を見ながら、ふと、夢とか目標とかいうのは鬼のようなものだなぁということを思いました。そもそも「夢を持つ」という能動的な言い方が間違っていて、幸せに暮らしていた人間の前にある日突然鬼がやってきて、首根っこを掴まれて鬼の島に連れられて行く。そしてそこから否応無しに鬼の島での苦行の日々が始まって行くのです。夢なんて、きっとそんなもの。
正午過ぎにはようやく雲が晴れ、ぽかぽかと暖かい春の日差しが降り注ぎました。ランナーたちの表情も和らぎ、ゴールのお台場を目指して駆けていきました。
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- 2010/02/10
- 『江戸川乱歩全集第3巻』
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カテゴリタグ: 本の話
江戸川乱歩(1894ー1965/明治27年- 昭和40年、三重県名張市出身)

門野、ご存知でいらっしゃいましょう。十年以上前になくなった先の夫なのでございます。
ー『人でなしの恋』冒頭より抜粋ー
女性の語り口で綴られる、行き過ぎた恋の物語。親の決めた結婚ではあったけれど、主人公の女性は相手の男性に恋をし、幸せな結婚生活を送っていました。夫はもの静かで、透き通るように美しい容姿をしていて、やさしかった。けれど・・・。
後書きの「自作解説」を読むと、この話はあまり奇抜さがなく、当時は読者にも編集者にも不評だったとの事ですが、私はとても好きな物語です。何より「人でなしの恋」というタイトルが魅力的に思えます。こういうBlogでどこまで粗筋を書いてよいのかわかりませんが、夫の恋のお相手は、悲しいかな、彼女ではありません。

門野、ご存知でいらっしゃいましょう。十年以上前になくなった先の夫なのでございます。
ー『人でなしの恋』冒頭より抜粋ー
女性の語り口で綴られる、行き過ぎた恋の物語。親の決めた結婚ではあったけれど、主人公の女性は相手の男性に恋をし、幸せな結婚生活を送っていました。夫はもの静かで、透き通るように美しい容姿をしていて、やさしかった。けれど・・・。
後書きの「自作解説」を読むと、この話はあまり奇抜さがなく、当時は読者にも編集者にも不評だったとの事ですが、私はとても好きな物語です。何より「人でなしの恋」というタイトルが魅力的に思えます。こういうBlogでどこまで粗筋を書いてよいのかわかりませんが、夫の恋のお相手は、悲しいかな、彼女ではありません。
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- 2010/02/03
- 『オブジェの方へ』展
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カテゴリタグ: Others
うらわ美術館で開催されていた「オブジェの方へ」という本の展覧会へ行きました。

複数のアーティストたちによる凝った装丁本、オブジェとしての本などの展覧会です。特に印象に残ったのが福田尚代さんという作家さんで、古い文庫本のカバーにかかっているグラシン紙が作品になっているものがありました。グラシン紙は古本屋さんで文庫本を購入するとよくかけられているぺらぺらの茶色い紙で、日焼けしていい色合いになったその紙には背表紙、表裏表紙にある本自体のタイトルや出版社のマークなどがうっすらと写り込んでいて、そっと置かれたその立ち姿とともにとても美しかったです。
また同じ作家さんで、文庫本を立て、全ての頁を半分に折り込んだものを扇状に広げたものもありました。一枚だけ、上から見ると二等辺三角形のように折り込んだ頁があって、その三角形の底辺部分に一文が浮き出ており、その一文が朗読をする自分にはちょっと意味ありげな内容だったのではっとしました。(何が書いてあったかは内緒です。)

複数のアーティストたちによる凝った装丁本、オブジェとしての本などの展覧会です。特に印象に残ったのが福田尚代さんという作家さんで、古い文庫本のカバーにかかっているグラシン紙が作品になっているものがありました。グラシン紙は古本屋さんで文庫本を購入するとよくかけられているぺらぺらの茶色い紙で、日焼けしていい色合いになったその紙には背表紙、表裏表紙にある本自体のタイトルや出版社のマークなどがうっすらと写り込んでいて、そっと置かれたその立ち姿とともにとても美しかったです。
また同じ作家さんで、文庫本を立て、全ての頁を半分に折り込んだものを扇状に広げたものもありました。一枚だけ、上から見ると二等辺三角形のように折り込んだ頁があって、その三角形の底辺部分に一文が浮き出ており、その一文が朗読をする自分にはちょっと意味ありげな内容だったのではっとしました。(何が書いてあったかは内緒です。)
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- 2010/02/02
- 『雪国』其の二
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カテゴリタグ: 本の話
川端康成(1899ー1972/明32ー昭和47、大阪府大阪市出身)

ああ、天の河と、島村も振り仰いだとたんに、天の河のなかへ体がふうと浮き上がってゆくようだった。天の河の明るさが島村を掬い上げそうに近かった。旅の芭蕉が荒海の上に見たのは、このようにあざやかな天の河の大きさであったか。裸の天の河は夜の大地を素肌で巻こうとして、直ぐそこに降りて来ている。恐ろしい艶かしさだ。島村は自分の小さい影が地上から逆に天の河へ写っていそうに感じた。天の河にいっぱいの星が一つ一つ見えるばかりでなく、ところどころ光雲の銀砂子も一粒一粒見えるほど澄み渡り、しかも天の河の底なしの深さが視線を吸い込んで行った。
― 「雪国」より、一部抜粋 ―
恋愛の小説を読んでいるのに、上記のような雪国の夜空の描写の場面が出てくると、ストーリーから逃げ出してその世界にふっともっていかれます。もし許されるなら、こうした部分だけ取り出して「詩」の集まりのようなものとして、朗読会で読んでみたいと思うのです。

ああ、天の河と、島村も振り仰いだとたんに、天の河のなかへ体がふうと浮き上がってゆくようだった。天の河の明るさが島村を掬い上げそうに近かった。旅の芭蕉が荒海の上に見たのは、このようにあざやかな天の河の大きさであったか。裸の天の河は夜の大地を素肌で巻こうとして、直ぐそこに降りて来ている。恐ろしい艶かしさだ。島村は自分の小さい影が地上から逆に天の河へ写っていそうに感じた。天の河にいっぱいの星が一つ一つ見えるばかりでなく、ところどころ光雲の銀砂子も一粒一粒見えるほど澄み渡り、しかも天の河の底なしの深さが視線を吸い込んで行った。
― 「雪国」より、一部抜粋 ―
恋愛の小説を読んでいるのに、上記のような雪国の夜空の描写の場面が出てくると、ストーリーから逃げ出してその世界にふっともっていかれます。もし許されるなら、こうした部分だけ取り出して「詩」の集まりのようなものとして、朗読会で読んでみたいと思うのです。
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- 2010/02/01
- 『雪国』其の一
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カテゴリタグ: 本の話
川端康成(1899ー1972/明32ー昭和47、大阪府大阪市出身)

一面の雪の凍り付く音が、地の底深く鳴っているような、厳しい夜景であった。月はなかった。嘘のように多い星は、見上げていると、虚しい速さで落ちつつあると思われるほど、あざやかに浮き出ていた。星の群れが目へ近づいて来るにつれて、空はいよいよ遠く夜の空を深めた。
ー 「雪国」より、一部抜粋 ー
今夜は雪が降りました。東京の雪景色は雪国のそれとは比べ物にならないけれど、夜空だけは雪国に近しいものであるように思えます。空気もきりっと澄んでいて寒さが気持いい。
夜が更けて、芝生が凍りうっすら雪が積もり始めました。夕飯の後に飼い犬を抱いて庭に出ると、上空から降る雪を不思議そうに眺めていました。

一面の雪の凍り付く音が、地の底深く鳴っているような、厳しい夜景であった。月はなかった。嘘のように多い星は、見上げていると、虚しい速さで落ちつつあると思われるほど、あざやかに浮き出ていた。星の群れが目へ近づいて来るにつれて、空はいよいよ遠く夜の空を深めた。
ー 「雪国」より、一部抜粋 ー
今夜は雪が降りました。東京の雪景色は雪国のそれとは比べ物にならないけれど、夜空だけは雪国に近しいものであるように思えます。空気もきりっと澄んでいて寒さが気持いい。
夜が更けて、芝生が凍りうっすら雪が積もり始めました。夕飯の後に飼い犬を抱いて庭に出ると、上空から降る雪を不思議そうに眺めていました。
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- 2010/01/27
- 『牧野富太郎傳』
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カテゴリタグ: 本の話
上村登(1909ー1993、明42−平5/高知県土佐市出身)

植物に関する文章を探していて、ここしばらく牧野富太郎の本を読んでいます。これはお弟子さんによる牧野富太郎の生涯を綴ったものです。
植物が好きな高知県佐川市の一少年が、学歴を持たず研究費を惜しまず、時には家計を破綻寸前まで陥れながら、生涯をかけて植物学に奔走していく様子が興味深く、毎日読み進めていました。日本で初めての植物学雑誌を個人の力で刊行するにあたり、経費節約のため自ら石版印刷機を購入し、夜な夜な印刷術を学び、自分で印刷して出版するくだりは、牧野氏の並々ならぬ情熱を示すエピソードの一つとして強く印象に残りました。
この本が出版されたのが1955年で、牧野氏ご本人も存命でした。92年に『花と恋して』と改題、再編集され、出版されています。

植物に関する文章を探していて、ここしばらく牧野富太郎の本を読んでいます。これはお弟子さんによる牧野富太郎の生涯を綴ったものです。
植物が好きな高知県佐川市の一少年が、学歴を持たず研究費を惜しまず、時には家計を破綻寸前まで陥れながら、生涯をかけて植物学に奔走していく様子が興味深く、毎日読み進めていました。日本で初めての植物学雑誌を個人の力で刊行するにあたり、経費節約のため自ら石版印刷機を購入し、夜な夜な印刷術を学び、自分で印刷して出版するくだりは、牧野氏の並々ならぬ情熱を示すエピソードの一つとして強く印象に残りました。
この本が出版されたのが1955年で、牧野氏ご本人も存命でした。92年に『花と恋して』と改題、再編集され、出版されています。
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- 2010/01/05
- 『紫陽花舍随筆』
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カテゴリタグ: 本の話
鏑木清方(1878ー1972/明治11年ー昭和47年、東京神田出身)

挿絵画家、日本画家として有名な鏑木清方の随筆集(あぢさゐのやずゐひつ、と読みます)です。後書きによると、元々画よりも文により早く関心を示し、画の傍ら生涯を通じて執筆を好んだそうです。
かつての築地川は、差し込んだ潮の満ち引きによって、辺りに甘酸っぱい、磯くさい匂いがたちこめていたことや、美人画『築地明石町』のモデルとなったM夫人の思い出話など、品のよい文章に導かれて彼の描いた作品の時代へすっと忍び込んでいくことができます。
少し前、サントリー美術館で開催されていた鏑木清方の展覧会へ行ってきました。富士の色を模した着物をまとった女性が、憂い気味に男性の着物をたたんでいる『春雪』という作品があり、その薄紫の着物の袖からちらっと見える細い手首や、白くて小さな手にどきどきしました。

挿絵画家、日本画家として有名な鏑木清方の随筆集(あぢさゐのやずゐひつ、と読みます)です。後書きによると、元々画よりも文により早く関心を示し、画の傍ら生涯を通じて執筆を好んだそうです。
かつての築地川は、差し込んだ潮の満ち引きによって、辺りに甘酸っぱい、磯くさい匂いがたちこめていたことや、美人画『築地明石町』のモデルとなったM夫人の思い出話など、品のよい文章に導かれて彼の描いた作品の時代へすっと忍び込んでいくことができます。
少し前、サントリー美術館で開催されていた鏑木清方の展覧会へ行ってきました。富士の色を模した着物をまとった女性が、憂い気味に男性の着物をたたんでいる『春雪』という作品があり、その薄紫の着物の袖からちらっと見える細い手首や、白くて小さな手にどきどきしました。
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- 2010/01/02
- 『植物記』
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カテゴリタグ: 本の話
牧野富太郎(1862ー1957/文久2年ー昭和32年、高知県高岡郡佐川町出身)

松、其れは「百木の長」と謂はれます松は千代も變らぬ常磐木でして新春に先づ其の色を愛でた者です、(中略)アノ四時青々と翠の色を漂はしています所に夢幻の目出度さがあるのです、松の翠は單だ色ばかりが佳いのではなく、其樹の姿が此上もなく勢いがあって、其枝は四方に張り、其幹は天に聳え立って亀甲の皮を甲ひ、其状が最も強健勇壮です、即ち此幹と此枝とがありてこそ其翠の色がとても引き立って見ゆるのです。 ー「松竹梅」より一部抜粋 ー
牧野富太郎の随筆を集めた一冊です。内容はもちろん植物に関するものが多いのですが、亡き妻との苦労話なども収められています。この「松竹梅」の章を読み、来る新年に勢いを借りたいと思い、お正月のお花に松を生けてみました。色鮮やかな花々の背後でくっきりとした翠が映え、天を向いてびゅんっと伸びた松の枝葉になんとも強い力を感じました。
新しい年は、元気な年で。本年もどうぞよろしくお願いします。

松、其れは「百木の長」と謂はれます松は千代も變らぬ常磐木でして新春に先づ其の色を愛でた者です、(中略)アノ四時青々と翠の色を漂はしています所に夢幻の目出度さがあるのです、松の翠は單だ色ばかりが佳いのではなく、其樹の姿が此上もなく勢いがあって、其枝は四方に張り、其幹は天に聳え立って亀甲の皮を甲ひ、其状が最も強健勇壮です、即ち此幹と此枝とがありてこそ其翠の色がとても引き立って見ゆるのです。 ー「松竹梅」より一部抜粋 ー
牧野富太郎の随筆を集めた一冊です。内容はもちろん植物に関するものが多いのですが、亡き妻との苦労話なども収められています。この「松竹梅」の章を読み、来る新年に勢いを借りたいと思い、お正月のお花に松を生けてみました。色鮮やかな花々の背後でくっきりとした翠が映え、天を向いてびゅんっと伸びた松の枝葉になんとも強い力を感じました。
新しい年は、元気な年で。本年もどうぞよろしくお願いします。
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- 2009/12/14
- 『Arne 別冊 三重県編』
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カテゴリタグ: Others
大橋歩(1940ー、三重県四日市市出身)

大橋歩さんの三重県立美術館での展覧会がこの11、12月に開催されたことに伴いアルネが三重県特集になり、私の地元の津市が掲載されていました。
高校生の頃通いつめたセレクトショップの『PelicanHouse』、バレンタインには御用達の『T2の菓子工房』、言わずもがなの老舗『東洋軒』、おそらく津市で唯一illyの珈琲を扱う『cafe dolce』など、そういうものだと言ってしまえばそれまでなのですが、東京から遥か遠く離れ個人的な思い出がたくさんつまったこれらのお店がアルネに出ているとなんだか異様に興奮して来ます。
これまで自分が「なんでもない」と思っていた風景がこんな風に素敵に紹介されてすごくうれしい反面、どこか後ろめたい気持ちもあります。雑誌『アルネ』は次号で最終刊となります。

大橋歩さんの三重県立美術館での展覧会がこの11、12月に開催されたことに伴いアルネが三重県特集になり、私の地元の津市が掲載されていました。
高校生の頃通いつめたセレクトショップの『PelicanHouse』、バレンタインには御用達の『T2の菓子工房』、言わずもがなの老舗『東洋軒』、おそらく津市で唯一illyの珈琲を扱う『cafe dolce』など、そういうものだと言ってしまえばそれまでなのですが、東京から遥か遠く離れ個人的な思い出がたくさんつまったこれらのお店がアルネに出ているとなんだか異様に興奮して来ます。
これまで自分が「なんでもない」と思っていた風景がこんな風に素敵に紹介されてすごくうれしい反面、どこか後ろめたい気持ちもあります。雑誌『アルネ』は次号で最終刊となります。
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- 2009/12/13
- 『芹沢銈介作品集』
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カテゴリタグ: 本の話
芹沢銈介(1895-1984,静岡県静岡市出身)、染色家

以前本屋さんで芹沢銈介の蔵書印集を見、すごく心惹かれました。購入には至りませんでしたが、そのときの気持が忘れられなくて、以来作品集などを眺め暮らしています。
屏風、着物、帯、のれん、本の装丁、JALのパンフレットデザイン等の広告や店舗の装飾など、その活動の幅は広くデザイナーという呼び名もしばしば目にします。また型絵染という、布ではなく紙を型紙で染めたものを考案したとして、人間国宝に制定されています。
写真は「座る裸婦」(1965年頃)という作品です。56年に人間国宝の指定を受けた後、鎌倉の津村に移り住み自然に囲まれ制作を行いました。その間のスケッチ作品です。上述したようなデザインのくっきりした感じとは一変してぼやぼやっとしたタッチで描かれていて、緑の上着と赤いスカートのあざやかな色使いや、いかにもやわらかそうな体の線に女性の私でもどきどきします。

以前本屋さんで芹沢銈介の蔵書印集を見、すごく心惹かれました。購入には至りませんでしたが、そのときの気持が忘れられなくて、以来作品集などを眺め暮らしています。
屏風、着物、帯、のれん、本の装丁、JALのパンフレットデザイン等の広告や店舗の装飾など、その活動の幅は広くデザイナーという呼び名もしばしば目にします。また型絵染という、布ではなく紙を型紙で染めたものを考案したとして、人間国宝に制定されています。
写真は「座る裸婦」(1965年頃)という作品です。56年に人間国宝の指定を受けた後、鎌倉の津村に移り住み自然に囲まれ制作を行いました。その間のスケッチ作品です。上述したようなデザインのくっきりした感じとは一変してぼやぼやっとしたタッチで描かれていて、緑の上着と赤いスカートのあざやかな色使いや、いかにもやわらかそうな体の線に女性の私でもどきどきします。
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- 2009/12/12
- 『フランスの景観を読む』
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カテゴリタグ: 本の話
和田幸信(1952ー、栃木県足利市出身)

フランスの景観(都市も地方も)と日本の景観を比べるとどうしても美意識のレベルの違いに愕然とします。なぜ、どのように古く美しい景観を保っていられるのかというフランスの都市計画(Urbanisme)について、歴史と法律とからなるその謎をわかりやすく解説してある著書です。
フランスでは、世界遺産よりずっと遥か昔に歴史的建造物の保全について規制されていました。更に1943年(第二次世界大戦中)には「周囲500mの保全」についての法律が制定され、歴史的建造物とともに見えるあらゆる建物と土地についても景観が守られました。日本では平和な現代においてもこういった都市の景観に無頓着な状態が続いているのに、戦争をし生死に直面しながら美を守ろうとした意識の高さにとても驚きます。
それからどうみても絵に思えるこの本のカバーは写真でした。以前写真家の由良さんにこの本をお見せしたとき、一目見て「写真ですよ」っておっしゃっていたので、さすがだなぁと思いました。

フランスの景観(都市も地方も)と日本の景観を比べるとどうしても美意識のレベルの違いに愕然とします。なぜ、どのように古く美しい景観を保っていられるのかというフランスの都市計画(Urbanisme)について、歴史と法律とからなるその謎をわかりやすく解説してある著書です。
フランスでは、世界遺産よりずっと遥か昔に歴史的建造物の保全について規制されていました。更に1943年(第二次世界大戦中)には「周囲500mの保全」についての法律が制定され、歴史的建造物とともに見えるあらゆる建物と土地についても景観が守られました。日本では平和な現代においてもこういった都市の景観に無頓着な状態が続いているのに、戦争をし生死に直面しながら美を守ろうとした意識の高さにとても驚きます。
それからどうみても絵に思えるこの本のカバーは写真でした。以前写真家の由良さんにこの本をお見せしたとき、一目見て「写真ですよ」っておっしゃっていたので、さすがだなぁと思いました。
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- 2009/12/03
- 『THE SNOW GOOSE』
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カテゴリタグ: 本の話
Paul Gallico (1897-1976,N.Y出身) 作家、スポーツライター

この物語はイギリス東部の海岸にあるグレートマーシュという湿地帯が舞台です。主人公はフィリップ・ラヤダーという灯台守の男で、背中にこぶがあり、手首から先が折れ曲がっています。その外見故に人を避けこの灯台に住み、絵を書く事を趣味としていました。そこへ一人の少女フリスが、傷ついた野鳥(スノーグース)を連れて訪れます。野鳥のキズの手当をした事をきっかけに、少女はたびたびラヤダーの元を訪れるようになります。
翻訳もありますが、この本は英語版です。活版で、各頁の右上上段にスノーグースが印刷してあり、頁を捲るのが楽しみです。カバーはくすんだ水色で、湿地帯の曇り空を思わせます。
スノーグースの飛来とフリスの成長、そして戦争とによって、状況は次第に変化して行きます。ラヤダーのやさしい心と悲しい結末に胸が詰まります。

この物語はイギリス東部の海岸にあるグレートマーシュという湿地帯が舞台です。主人公はフィリップ・ラヤダーという灯台守の男で、背中にこぶがあり、手首から先が折れ曲がっています。その外見故に人を避けこの灯台に住み、絵を書く事を趣味としていました。そこへ一人の少女フリスが、傷ついた野鳥(スノーグース)を連れて訪れます。野鳥のキズの手当をした事をきっかけに、少女はたびたびラヤダーの元を訪れるようになります。
翻訳もありますが、この本は英語版です。活版で、各頁の右上上段にスノーグースが印刷してあり、頁を捲るのが楽しみです。カバーはくすんだ水色で、湿地帯の曇り空を思わせます。
スノーグースの飛来とフリスの成長、そして戦争とによって、状況は次第に変化して行きます。ラヤダーのやさしい心と悲しい結末に胸が詰まります。
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- 2009/11/29
- 朗読会が終了しました
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カテゴリタグ: 朗読会にまつわるお話
朗読会、終了しました。皆様、寒い中ご来場ありがとうございました。由良さんの写真は本当にすばらしく、あのよい雰囲気のもとで朗読出来る事を幸せに思いました。そして朗読会後のトークショーで、由良さんの撮影方法のお話を聞きながら、自分のへ課題もたくさん見つけられました。

写真はお花屋さんのお客様からいただいたブーケで、シクラメンとフランネルフラワーです。シクラメンは日本では切り花がなかなかなく、鉢植えのものを使って頂いたそうです。鉢のものとはずいぶん印象が違ってとてもはかなげです。
朗読会後に、お客さんにも声を掛けて皆で飲みに行きました。窓から川を眺めながらいろんな方とお話しが出来、朗読会が終わってほっとしたのも手伝ってとても楽しいひとときでした。

写真はお花屋さんのお客様からいただいたブーケで、シクラメンとフランネルフラワーです。シクラメンは日本では切り花がなかなかなく、鉢植えのものを使って頂いたそうです。鉢のものとはずいぶん印象が違ってとてもはかなげです。
朗読会後に、お客さんにも声を掛けて皆で飲みに行きました。窓から川を眺めながらいろんな方とお話しが出来、朗読会が終わってほっとしたのも手伝ってとても楽しいひとときでした。
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- 2009/11/27
- 『パンセ』
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カテゴリタグ: 本の話
Blaise Pascal(1623ー1662、仏) 数学者、物理学者、哲学者

明らかに人間は考えるために作られている。これが彼の品位の一切であり、価値の一切である。彼のなすべき全てのことは、正しく考えるということである。
ー『パンセ』より一部抜粋 ー
『パンセ』は、パスカルがノートに書き残した覚え書きをカードのように切り取り、同じテーマごとに集めたもので、彼の死後に一冊の書物としてまとめられました。ばらばらのその紙片を紛失しないように厚紙に貼付けたものが『パンセ』の初版で、現在もフランスの国立図書館に保存されているそうです。
いよいよ朗読会が明日になりました。朗読会のときは、本をコピーして切り取りノートに貼付けたものを台本にします。いつもと同じやり方ですが、『パンセ』もそうだと思うとなんだか近しい感じがしてうれしく思います。
明晩はどうぞ暖かい格好でご来場下さい。

明らかに人間は考えるために作られている。これが彼の品位の一切であり、価値の一切である。彼のなすべき全てのことは、正しく考えるということである。
ー『パンセ』より一部抜粋 ー
『パンセ』は、パスカルがノートに書き残した覚え書きをカードのように切り取り、同じテーマごとに集めたもので、彼の死後に一冊の書物としてまとめられました。ばらばらのその紙片を紛失しないように厚紙に貼付けたものが『パンセ』の初版で、現在もフランスの国立図書館に保存されているそうです。
いよいよ朗読会が明日になりました。朗読会のときは、本をコピーして切り取りノートに貼付けたものを台本にします。いつもと同じやり方ですが、『パンセ』もそうだと思うとなんだか近しい感じがしてうれしく思います。
明晩はどうぞ暖かい格好でご来場下さい。
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- 2009/11/25
- 朗読会「言葉の反映Vol.15」のお知らせ
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カテゴリタグ: 朗読会にまつわるお話
【言葉の反映vol.15】
日 時:2009年11月28日(土)開場19時/開演19時30分
場 所:森岡書店 http://www.moriokashoten.com/
読み物:パスカル『パンセ』より数篇
その他:要予約 okayasukeiko@gmail.com 参加費500円
同時期に開催されます、写真家の由良環さん写真展「Philosophical approach to Paris〜哲学的考察、パリ〜」に併せて朗読会を催します。

penséeとは、日本語で「考えること」を意味します。
海外の都市で写真を撮りながら考えることを繰り返している由良さんの写真展と、15回目を迎えました「言葉の反映」へ、お時間ございましたら是非お立ち寄り下さい。お待ちしています。
【追記】
由良さんの展覧会が始まりました。昨日拝見して来ましたが、すばらしかったです。12月5日(土)までの2週間です。どうぞ足をお運び下さい。
Philosophical approach to Paris〜哲学的考察、パリ〜
日 時:2009年11月28日(土)開場19時/開演19時30分
場 所:森岡書店 http://www.moriokashoten.com/
読み物:パスカル『パンセ』より数篇
その他:要予約 okayasukeiko@gmail.com 参加費500円
同時期に開催されます、写真家の由良環さん写真展「Philosophical approach to Paris〜哲学的考察、パリ〜」に併せて朗読会を催します。

penséeとは、日本語で「考えること」を意味します。
海外の都市で写真を撮りながら考えることを繰り返している由良さんの写真展と、15回目を迎えました「言葉の反映」へ、お時間ございましたら是非お立ち寄り下さい。お待ちしています。
【追記】
由良さんの展覧会が始まりました。昨日拝見して来ましたが、すばらしかったです。12月5日(土)までの2週間です。どうぞ足をお運び下さい。
Philosophical approach to Paris〜哲学的考察、パリ〜
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- 2009/11/25
- 強くて温かい体
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カテゴリタグ: Others
朗読会が今週末に近づいて来ました。この時期にやることはもうひとつしかありません。風邪を引かないことです。

風邪が大嫌いで、どうすれば風邪を引かずにすむのかを常々考えています。以前は、喉を気遣うあまりその予防策に徹しすぎて、返って体を過保護にしていたような気がします。マスクも予防接種も、それらを突破した手強い風邪菌が入ってしまったらなんの役にも立ちません。
今は、予防よりは風邪の菌に打ち勝つ強い体を作ろうと思っています。運動と食事と、そして積極的に自分の体を温めるよう気をつけています。体温が高い方が免疫力もあがるようですし、他の病気にもなりにくく、気のせいかもしれませんが精神的にも強くなるように思います。
いつも朗読の練習をするときに飲む紅茶へ、この時期はしょうがをすって入れています。指先までぽかぽかしてきて、やる気も倍増です。

風邪が大嫌いで、どうすれば風邪を引かずにすむのかを常々考えています。以前は、喉を気遣うあまりその予防策に徹しすぎて、返って体を過保護にしていたような気がします。マスクも予防接種も、それらを突破した手強い風邪菌が入ってしまったらなんの役にも立ちません。
今は、予防よりは風邪の菌に打ち勝つ強い体を作ろうと思っています。運動と食事と、そして積極的に自分の体を温めるよう気をつけています。体温が高い方が免疫力もあがるようですし、他の病気にもなりにくく、気のせいかもしれませんが精神的にも強くなるように思います。
いつも朗読の練習をするときに飲む紅茶へ、この時期はしょうがをすって入れています。指先までぽかぽかしてきて、やる気も倍増です。
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- 2009/11/11
- 『幸福の王子』
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カテゴリタグ: 本の話
Oscar Fingal O'Flahertie Wills Wilde(1854ー1900、アイルランド)

「この街でもっとも大切なものをふたつ、さがしてきてくれないか?」
神様が、天使の一人にいいつけた。天使は、鉛の心臓とつばめの亡骸をもってきた。
「ああ、よくわかったな」神様が言った。
ー『幸せな王子』より一部抜粋 ー
いちばん最初の朗読会で読んだ読み物は、オスカー・ワイルドの「幸福の王子」でした。自分の体の宝石をまずしい人に分け与えた王子の像と、王子に尽くした一匹のつばめの物語です。この自己犠牲の登場人物たちは、地上では救われることなく命を落としてしまいますが、神様はすべてを見ていて二人を天へ連れていきます。アイルランド出身のオスカーワイルドは、プロテスタントの家柄出身だそうです。

「この街でもっとも大切なものをふたつ、さがしてきてくれないか?」
神様が、天使の一人にいいつけた。天使は、鉛の心臓とつばめの亡骸をもってきた。
「ああ、よくわかったな」神様が言った。
ー『幸せな王子』より一部抜粋 ー
いちばん最初の朗読会で読んだ読み物は、オスカー・ワイルドの「幸福の王子」でした。自分の体の宝石をまずしい人に分け与えた王子の像と、王子に尽くした一匹のつばめの物語です。この自己犠牲の登場人物たちは、地上では救われることなく命を落としてしまいますが、神様はすべてを見ていて二人を天へ連れていきます。アイルランド出身のオスカーワイルドは、プロテスタントの家柄出身だそうです。
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- 2009/11/05
- 『パンセ』
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カテゴリタグ: 本の話 朗読会にまつわるお話
Blaise Pascal(1623ー1662、仏) 数学者、物理学者、哲学者

生涯において最も大切なことは職業の選択である。偶然がそれをきめる。
ー『パンセ』より一部抜粋 ー
11月の朗読会では、ブレーズ・パスカルの「パンセ」を朗読します。
「人間は考える葦である」で有名な『パンセ』であり、「パスカルの原理」で有名なパスカルです。こんなにも聞き馴染みのある名前なのに、これまで実際に手にとったことがありませんでした。パスカルは若くして亡くなっていますが、ある書物を執筆するために残された多くのメモ書きが没後に集められ、『パンセ』として出版されました。言葉について、神について、デカルトについて、その他様々なテーマについて、900余の章に渡って書かれています。この中から、今回の展覧会に添うものを選び、朗読したいと思います。

生涯において最も大切なことは職業の選択である。偶然がそれをきめる。
ー『パンセ』より一部抜粋 ー
11月の朗読会では、ブレーズ・パスカルの「パンセ」を朗読します。
「人間は考える葦である」で有名な『パンセ』であり、「パスカルの原理」で有名なパスカルです。こんなにも聞き馴染みのある名前なのに、これまで実際に手にとったことがありませんでした。パスカルは若くして亡くなっていますが、ある書物を執筆するために残された多くのメモ書きが没後に集められ、『パンセ』として出版されました。言葉について、神について、デカルトについて、その他様々なテーマについて、900余の章に渡って書かれています。この中から、今回の展覧会に添うものを選び、朗読したいと思います。
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- 2009/10/31
- 本読みを聞く犬
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カテゴリタグ: Others
「本」というとなんとなく猫の方が似合うような気もしますが、我が家の犬は私が本を読んでいると、テーブルの下で足下に寄り添ってじっと聞いています。

本当に、聞いているのだと思います。犬にはそういう性質があるのかもしれません。アメリカには「読書介助犬」というのがいて、人前で声を出して読むことが苦手な子供たちが、犬に向かって本を読み聞かせるのをそばで聞いているのだそうです。子供たちは相手が犬だから恥ずかしがらずに済み、読み間違いを訂正される心配もなくのびのびと本読みが出来るのだそうです。
昨日、11月の朗読会のご案内メールを皆様へお送りしました。犬ではなく人様の前で本を読むのはかなりの勇気と度胸が要りますが、お時間ございましたらどうぞお立ち寄り下さい。

本当に、聞いているのだと思います。犬にはそういう性質があるのかもしれません。アメリカには「読書介助犬」というのがいて、人前で声を出して読むことが苦手な子供たちが、犬に向かって本を読み聞かせるのをそばで聞いているのだそうです。子供たちは相手が犬だから恥ずかしがらずに済み、読み間違いを訂正される心配もなくのびのびと本読みが出来るのだそうです。
昨日、11月の朗読会のご案内メールを皆様へお送りしました。犬ではなく人様の前で本を読むのはかなりの勇気と度胸が要りますが、お時間ございましたらどうぞお立ち寄り下さい。
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- 2009/10/30
- 次回朗読会のお知らせ 20091128
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カテゴリタグ: 朗読会のお知らせ
【言葉の反映vol.15】
日 時:2009年11月28日(土)開場19時/開演19時30分
場 所:森岡書店 http://www.moriokashoten.com/
読み物:パスカル『パンセ』より数篇
その他:要予約 okayasukeiko@gmail.com 参加費500円
同時期に開催されます、写真家の由良環さん写真展「Philosophical approach to Paris〜哲学的考察、パリ〜」に併せて朗読会を催します。

penséeとは、日本語で「考えること」を意味します。
海外の都市で写真を撮りながら考えることを繰り返している由良さんの写真展と、15回目を迎えました「言葉の反映」へ、お時間ございましたら是非お立ち寄り下さい。お待ちしています。
日 時:2009年11月28日(土)開場19時/開演19時30分
場 所:森岡書店 http://www.moriokashoten.com/
読み物:パスカル『パンセ』より数篇
その他:要予約 okayasukeiko@gmail.com 参加費500円
同時期に開催されます、写真家の由良環さん写真展「Philosophical approach to Paris〜哲学的考察、パリ〜」に併せて朗読会を催します。

penséeとは、日本語で「考えること」を意味します。
海外の都市で写真を撮りながら考えることを繰り返している由良さんの写真展と、15回目を迎えました「言葉の反映」へ、お時間ございましたら是非お立ち寄り下さい。お待ちしています。
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詩:高村光太郎(1883-1956/明16-昭31、東京都台東区出身、彫刻家・詩人)
切抜絵:高村智恵子(1986-1938/明19ー昭13、福島県安達郡出身、洋画家)

をんなが付属品をだんだん捨てると どうしてこんなにきれいになるのか。
年で洗はれたあなたのからだは 無辺際を飛ぶ天の金属。
見えも外聞もてんで歯のたたない 中身ばかりの清冽な生きものが
生きて動いてさつさつと意欲する。
「あなたはだんだんきれいになる」より、一部抜粋
この本の詩は『智恵子抄』からのもので、それに智恵子の切抜絵をあしらった画集になっています。病を患い、病床で手渡された千代紙で鶴を折り始めた智恵子は、徐々に工夫を凝らしていき写真のような美しい切抜絵を作り始めます。いくつかに折り畳んで切り抜いてから再び開いて出来たシンメトリィや色紙を重ねて下の紙の色を透かせて見せたもの、(病院食の)食材をモチーフにしたもの等、完成度の高い切抜絵に溜め息が出ます。加えて、高村光太郎が描写した詩の中の智恵子が生き生きとして強い生命力を感じます。
後になって、二人は時を隔てて同じ病で亡くなっています。
切抜絵:高村智恵子(1986-1938/明19ー昭13、福島県安達郡出身、洋画家)

をんなが付属品をだんだん捨てると どうしてこんなにきれいになるのか。
年で洗はれたあなたのからだは 無辺際を飛ぶ天の金属。
見えも外聞もてんで歯のたたない 中身ばかりの清冽な生きものが
生きて動いてさつさつと意欲する。
「あなたはだんだんきれいになる」より、一部抜粋
この本の詩は『智恵子抄』からのもので、それに智恵子の切抜絵をあしらった画集になっています。病を患い、病床で手渡された千代紙で鶴を折り始めた智恵子は、徐々に工夫を凝らしていき写真のような美しい切抜絵を作り始めます。いくつかに折り畳んで切り抜いてから再び開いて出来たシンメトリィや色紙を重ねて下の紙の色を透かせて見せたもの、(病院食の)食材をモチーフにしたもの等、完成度の高い切抜絵に溜め息が出ます。加えて、高村光太郎が描写した詩の中の智恵子が生き生きとして強い生命力を感じます。
後になって、二人は時を隔てて同じ病で亡くなっています。
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- 2009/10/19
- トラベラーズノート
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カテゴリタグ: Others
昨日の日記で、飼い犬に噛まれたのは本だけでなく、大事にしていた手帳もやられました。

革の表紙に噛み跡がついた他、中に挟んでいたDMの数々、名刺のストック、朗読会資料用のノート、これから行く展覧会のチケット等々・・・がビリビリになり、見るも無惨な姿に。紙片の散らばる部屋を見た瞬間はショックでしたが、ダイニングテーブルの上に放り出しておいた私もいけないのだと早々に諦めがつき、「噛み跡も味」と開き直ってこの手帳を使い続けることにしました。今はまだ子供なこの犬が大人になっていたずらをしなくなったとき、ちょっとした思い出になるかもしれませんし・・・。
唯一、同じように手帳に挟んであった動物愛護週間記念切手シートが奇跡的に無傷でした。犬なりに、動物愛護のキモチかもしれません。
【追記】トラベラーズノートのHPにある「みんなのトラベラーズストーリー」というコーナーに、上記の記事が掲載されました。

革の表紙に噛み跡がついた他、中に挟んでいたDMの数々、名刺のストック、朗読会資料用のノート、これから行く展覧会のチケット等々・・・がビリビリになり、見るも無惨な姿に。紙片の散らばる部屋を見た瞬間はショックでしたが、ダイニングテーブルの上に放り出しておいた私もいけないのだと早々に諦めがつき、「噛み跡も味」と開き直ってこの手帳を使い続けることにしました。今はまだ子供なこの犬が大人になっていたずらをしなくなったとき、ちょっとした思い出になるかもしれませんし・・・。
唯一、同じように手帳に挟んであった動物愛護週間記念切手シートが奇跡的に無傷でした。犬なりに、動物愛護のキモチかもしれません。
【追記】トラベラーズノートのHPにある「みんなのトラベラーズストーリー」というコーナーに、上記の記事が掲載されました。
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- 2009/10/18
- 『類推の山』
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カテゴリタグ: 本の話
ルネ・ドーマル(1908-1944、仏アルデンヌ県出身)

人間が、通常の手段では近づくことの出来ない、どこよりも標高の高い山がこの世界に存在する(それを類推の山と呼ぶことにする)。その峰は近づきがたく、だがその麓は近づきうるのでなければならない。それは唯一であり、地理学的に実在しているはずである。不可視のものの門は可視でなければならない。※本文より一部要約
そんな仮定のような話から始まり、実際にこの山を目指して登場人物たちが登頂を始めた物語は、作者の死という象徴的な出来事によって未完に終わります。不可視の山は不可視のまま、表紙の「ピレネーの城」のように今もどこかに漂っているのかもしれません。
この象徴的な物語を学生時代から何度も手にし、読む度に不思議な感情が沸き起こっていたのですが、今日この本をダイニングテーブルに置いて出かけたら、留守番中の飼い犬に齧られて写真のようになっていました。バラバラになった姿からさえ、やっぱりこの本が何かを象徴しているように見えるのはこじつけすぎでしょうか。

人間が、通常の手段では近づくことの出来ない、どこよりも標高の高い山がこの世界に存在する(それを類推の山と呼ぶことにする)。その峰は近づきがたく、だがその麓は近づきうるのでなければならない。それは唯一であり、地理学的に実在しているはずである。不可視のものの門は可視でなければならない。※本文より一部要約
そんな仮定のような話から始まり、実際にこの山を目指して登場人物たちが登頂を始めた物語は、作者の死という象徴的な出来事によって未完に終わります。不可視の山は不可視のまま、表紙の「ピレネーの城」のように今もどこかに漂っているのかもしれません。
この象徴的な物語を学生時代から何度も手にし、読む度に不思議な感情が沸き起こっていたのですが、今日この本をダイニングテーブルに置いて出かけたら、留守番中の飼い犬に齧られて写真のようになっていました。バラバラになった姿からさえ、やっぱりこの本が何かを象徴しているように見えるのはこじつけすぎでしょうか。
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- 2009/10/13
- 『旅に出て世界を考える』
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カテゴリタグ: 本の話
宇波彰(1933ー/昭和8年、静岡県浜松市出身)

著書の宇波先生は大学時代の恩師で、記号学を教えていただきました。10年ほど前に都内のその大学を定年退職され、最終講義で「これからはゆっくりします」と言ったその一言を聞き逃さなかったどなたかがいらして、「じゃあうちで教鞭とってください」と頼まれ、翌年から北海道のある大学の教授になられ、東京ー北海道間の超遠距離通勤をされ、ゆっくりどころかますます忙しくなられた、という逸話が残っています。(現在は退任されています)
今でも月に一度はお会いする機会があったり、手紙のやりとりをさせていただくのですが、この本のタイトル通り旅がお好きで、必ず話中や文中に旅のお話があります。お会いするときはいつも「どこかへ行って来た帰り」であり、そしてまた「これからどこかへ行く」ところであり、その足下はもう次の場所へ行くため地面から離れて浮遊しているのではないか、と錯覚しそうになります。
20代の初め頃に覚えた、トポフィリアやシンクロニシティという言葉は、全部宇波先生から教えていただきました。

著書の宇波先生は大学時代の恩師で、記号学を教えていただきました。10年ほど前に都内のその大学を定年退職され、最終講義で「これからはゆっくりします」と言ったその一言を聞き逃さなかったどなたかがいらして、「じゃあうちで教鞭とってください」と頼まれ、翌年から北海道のある大学の教授になられ、東京ー北海道間の超遠距離通勤をされ、ゆっくりどころかますます忙しくなられた、という逸話が残っています。(現在は退任されています)
今でも月に一度はお会いする機会があったり、手紙のやりとりをさせていただくのですが、この本のタイトル通り旅がお好きで、必ず話中や文中に旅のお話があります。お会いするときはいつも「どこかへ行って来た帰り」であり、そしてまた「これからどこかへ行く」ところであり、その足下はもう次の場所へ行くため地面から離れて浮遊しているのではないか、と錯覚しそうになります。
20代の初め頃に覚えた、トポフィリアやシンクロニシティという言葉は、全部宇波先生から教えていただきました。
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- 2009/10/13
- 『浮世繪二百五十年』
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カテゴリタグ: 本の話
高橋誠一郎(1884 - 1982/明治17年-昭和57年、新潟県出身)

とにかく慌ただしく過ぎていったこの3連休、寝しなにこの本をぱらぱらめくり、挿絵を眺めて楽しんでいました。著書の高橋誠一郎さんは慶応義塾大学教授であり、経済学者であり、そして浮世絵の収集家、研究者です。この本ではご自身の浮世絵コレクション(の一部)の写真と、それから経済学者らしく社会の大きな流れを交えて浮世絵の歴史を解説しています。「私は、唯だ、ほんの道楽から浮世繪を集めているに過ぎない」という洒脱な一文で始まる冒頭の「序に代へて」を読むと、なんとなく粋なお人柄が伺い知れるように思います。
現在、日本橋の三井記念館で「夢と追憶の江戸 -高橋誠一郎浮世絵コレクション名品展ー」が開催されています。300点(!)公開されているそうで、数を聞くとそれだけで疲れてしまうのですが、あまり気負わずにふらっと行ってみようと思います。

とにかく慌ただしく過ぎていったこの3連休、寝しなにこの本をぱらぱらめくり、挿絵を眺めて楽しんでいました。著書の高橋誠一郎さんは慶応義塾大学教授であり、経済学者であり、そして浮世絵の収集家、研究者です。この本ではご自身の浮世絵コレクション(の一部)の写真と、それから経済学者らしく社会の大きな流れを交えて浮世絵の歴史を解説しています。「私は、唯だ、ほんの道楽から浮世繪を集めているに過ぎない」という洒脱な一文で始まる冒頭の「序に代へて」を読むと、なんとなく粋なお人柄が伺い知れるように思います。
現在、日本橋の三井記念館で「夢と追憶の江戸 -高橋誠一郎浮世絵コレクション名品展ー」が開催されています。300点(!)公開されているそうで、数を聞くとそれだけで疲れてしまうのですが、あまり気負わずにふらっと行ってみようと思います。
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- 2009/10/05
- <ユメノニワ>朗読会のお知らせ
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カテゴリタグ: 朗読会のお知らせ
Cafe谷中ボッサにて、以前お世話になったガラス工芸作家扇田克也さんと詩人木部与巴仁さんの展覧会<ユメノニワ>展が開かれています。

先週そのオープニングイベントへ遊びに行ったのですが、そのときのご縁で急遽最終日のクロージングイベント朗読会に参加させていただくことになりました。
10月11日(日)18時〜、扇田さんの新作、ヴィオラやフルートの音楽、木部さんの朗読などなど・・・にまぎれて、私もこっそり朗読をします。お時間ございましたらどうぞお立ち寄り下さい。
※要予約:kibe@kibegraphy.com 料金¥2,500(1ドリンク込)
※当日は、at-link上野ー谷中2009のアートイベントも開催中です。
【追記】上記のイベントですが、個人的な事情により私は参加しないことになりました。ただイベント自体はもちろん行われますので、ご興味のある方は是非行ってみて下さい。会場となる谷中ボッサも扇田さんのガラス作品もとても素敵ですし、オープニングイベントもとてもよかったです。
※このイベントは終了しました。

先週そのオープニングイベントへ遊びに行ったのですが、そのときのご縁で急遽最終日のクロージングイベント朗読会に参加させていただくことになりました。
10月11日(日)18時〜、扇田さんの新作、ヴィオラやフルートの音楽、木部さんの朗読などなど・・・にまぎれて、私もこっそり朗読をします。お時間ございましたらどうぞお立ち寄り下さい。
※要予約:kibe@kibegraphy.com 料金¥2,500(1ドリンク込)
※当日は、at-link上野ー谷中2009のアートイベントも開催中です。
【追記】上記のイベントですが、個人的な事情により私は参加しないことになりました。ただイベント自体はもちろん行われますので、ご興味のある方は是非行ってみて下さい。会場となる谷中ボッサも扇田さんのガラス作品もとても素敵ですし、オープニングイベントもとてもよかったです。
※このイベントは終了しました。
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